タコの山(石の山)の形態による分類
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 タコの山には全く同じ個体は存在しませんが、形態・機能による差異や、造形作家による個性や施工時期や地域による傾向などによる分類を試みてみました。
 なお、この分類はあくまで現時点での個人的な見解です。今後の調査により変更する可能性が有ります。

大分類とタコの山の範囲
 このページでタコの山およびその亜種として認識しているのは、以下の9種類になります。
・通常型のタコの山(タコの山A)
・拡張型のタコの山(タコの山特)
・石の山
・タコの山B
・タコのすべり台
・小型のタコの山(タコの山C)
・ミニチュア型のタコの山
・超大型のタコ(の山)
・タコの山モドキ
*タコの山とは違うタコ型滑り台等についてはこちらを参照してみて下さい。

通常型のタコの山(タコの山A)
 最も多く見られるタコの山です。
 昭和40年代から現在まで造られていますが、機能の変遷から初期型・中期型・後期型に分類しています。
 形態をカスタム化した物件も見られますが、盾付き型を分類として扱ってます。
 へりおすさんの情報によると、タコの山Aという商品名のようです。
 初期型と分類するのは、中央の突起が存在する・存在した場合です。
 以下の時期的な推測の全てがそうですが、その特徴がある時期を境にきれいに切り替わったというものでは無いと思われます。
 中央突起以外では、吸盤が無いものも初期の場合が多いと考えています。
 初期型にも後期型にも入らないのが中期型、という事にしているので一番数が多くなってます。
 上記以外の注目点としては、うなじの穴が円以外なのが初期〜中期に見られるという辺りでしょうか。
 後期型と分類するのはスロープに手掛かりのイボイボが付いている場合です。左胸のスロープに付いている場合が殆どです。
 イボイボが有る個体が比較的新しいのは間違いないと思うのですが、新しいモノが必ずそうなっているのでは無さそうなので、根拠としてはあまり適切ではありません。とはいえ他に無いのでとりあえずこれで分類してます。
 右胸の前方に盾状のパーツが追加されたタイプを盾付き型としています。 標準型から拡張型が発生する過程のもの、という見方も出来ますが、地域の偏りがあります(北海道と関西と北九州で見られる)。
拡張型のタコの山(タコの山特)
 タコの山の骨格から、主に前後方向に伸張したものです。
 ちょっと立派なタコの山が欲しいという需要から造られたと想定しています。
 帽子の有る無しでさらに分類されますが、この差異は時期とも関連するものと想定しています。
 
 帽子の無い拡張型のタコは、何故か東日本に多く分布しています。
 帽子が無い以外にも、帽子有りタイプとの相違点でこちらには存在しない要素が多い事と、全体的により生物っぽい造形から、こちらの方が初期型なのでは、と想定しています。
 帽子有りの拡張型タコでは、上記のように左わき虫食いトンネルや、斜め後方のスロープが追加されています。
 これらはオプション扱いなのか、存在しなかったり数が多かったりする場合が散見します。
 こちらは何故か西日本に多く分布しています。
石の山
 石の山はタコの山のオリジナルにあたりますが、タコの山発生後も造られています。
 タコの山と同様に時期的な分類が可能と思われます。とりあえず初期型と後期型に分類してます。
 拡張型に相当する石の山も存在しますが、安定した形態を獲得した様子はありません。
 石の山の初期型と分類したのは、タコの山と同様に中央の突起が有るものです。

 タコの山発生より前に設置された石の山も有るはずですが、どれがそれなのかははっきり判りません。多摩川住宅のモノなどがそうではないかと想定しています。
 タコの山と比べて個体数が少ないので、初期型以外は特に分類していませんが、なんとなく新しそうと感じたりする場合は有ります。

 石の山ではタコの山と違い、コンクリの色が水色や黄色などが存在するのも注目点です。
 
タコの山B
 タコ型滑り台では「タコの山A」に次ぐ第二勢力で、今までに日本全国で13基の設置が確認されています。
 へりおすさんからの情報によると、これも前田環境美術の製品で「タコの山B」という名称のようです。
 タコの山よりサイズがやや小さくシンプルな事から採用されるのかも知れません。
タコの滑り台
 軽快なタコ型滑り台で、前方へのストレートな滑降部がメインの構成となっています。
 タコの山Bと顔つきが似ていますが、へりおすさんからの情報によると、これも前田環境美術の製品で「タコのすべり台」という名称のようです。
 名前からしてタコの山では無いのですが、関連するものなのでここで扱います。
小型のタコの山(タコの山C)
 へりおすさんによるとタコの山Cという商品があるらしいので、多分これだろうと思ってます。
 タコの山Aを左右方向に短縮した形状で、腕や通路を確保した結果、胴体が特に削られて”山”という印象が薄くなっています。
 カスタム要素をかなり追加した個体も存在します。
北海道恵庭市駒場公園
岐阜県岐阜羽島市大仏公園
兵庫県赤穂市さつき公園
愛媛県松山市愛光公園・・・カスタム要素多数
ミニチュア型のタコの山
 タコの山Aをそのまま縮小した物件です。
 タコの山のミニチュア判として造られたのは間違いないと思いますが、まだ一件(大阪府茨木市三島南公園)しか確認してませんので、カタログ品であったかどうかは不明です。
超大型のタコ(の山)
 タコの山に含まれるかは疑問ですが、前田環境美術製で、タコの山と一連の作品である事は間違いありません。
 これも現在一件(愛知県半田市みなと公園)しか確認してませんので、カタログ品であるかどうかは不明です。

 めかり潮風公園に2009年に設置されたタコも超大型です。
タコの山モドキ
 タコの山に近い形状を持っていますが、違う部分があまりに多いので、別のメーカーがタコの山を模して製作したものという見方が有力です。
 この物件(大阪府吹田市片山公園)についてはへりおすさんの詳細な考察を参照してみて下さい。
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