2003年12月の滑り台記録/足立区新西新井公園編(後編)
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 この新西新井公園のタコは、これまでに見たどのタコとも似ていない、非常に特徴的なタコです。

 その印象を一言で言うと、筋肉質なタコ。
 全体のフォルムも低めで、壁が低く、スロープ面が大きく露出しています。
 胸が大きく盛り上がっていますが、グラマラスというよりは、筋骨隆々という感じ。
 左手人差し指のスロープは、通常の滑降面とは逆に末端で急角度に落ちています。
 これは、滑る為のスロープでは無いのかも知れません。
 後ろ姿も個性的。
 うなじの穴は有りません。

 右脇の下のスロープは完全に前方に回りこんだタイプです。
 右手人差し指のスロープも左と同様にストンと落ちています。

 この辺の意匠は滑り台保存館#272の石の山と非常に良く似ており、また全体的にもかなり似ているので、同じ原型師の手によるものではないか、と想像しています。
 右肩のこの位置に穴が有るのも珍しい。

 このタコは原始型でまだ意匠の揺れの有る時期のものなのではないか、と想像しています。
 同様なタコに大久保中央公園上入公園のタコが挙げられます。
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